足にできる水虫
足にできる水虫のうち、最も多いのが「指間型」です。
これは足の指の間の部分にできる水虫で、入浴時もよく洗うの
が難しい箇所であると言えます。とくに小指と薬指の間はくっ
つきやすいために発症しやすいので注意が必要です。
このタイプの水虫は、皮膚が真っ白になって湿り気を増し、
ふやけてきます。そして段々と白い部分が広がっていきます。
ある程度ふやけたら今度は乾燥して固く固まり、ひび割れて
くるかもしれません。古くなった表面の角質がはがれると、
またふやけた状態に戻り、これを繰り返していきます。
「小水疱型」と呼ばれる水虫もあります。これは足の側面や
土踏まずの部分に発症し、赤い水疱ができるのが特徴です。
指間型よりも強い痒みを伴うのも大きな特徴のひとつです。
一見するとかぶれやあせものように見えることもあります。
白くなるわけではありませんが、これも水虫の一種ですので
注意しましょう。
水虫とは気づきにくい厄介なタイプが「角化型」です。
これはかゆみを感じないことがあり、文字通り足の皮膚が固くな
ってガザガザしてくるのが特徴です。ただの乾燥肌だと思って
保湿クリームを塗ると、白癬菌に余計な栄養を与えてしまうこと
になりますから注意すべきだと言えます。皮がボロボロと剥げる
だけですが、この水虫が家族に移ると別の症状を発症することも
あります。水虫かどうか判断がつきにくいタイプですが、疑わしい
場合は皮膚科で診てもらいましょう。
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